「連帯」という言葉は通常どんな使われ方をしているのでしょうか。
手近な用例を二、三挙げてみましょう。
「イタリアの南北問題を第一、第二のイタリアと考えると、北東の部分にイタリア型発展がある。
それは伝統的な職人のような小さい企業が次から次に起きる。
イタリア経済がECのなかでも目立って活性化しているのは、この発展の寄与するところが大きい。
それこそ市民的な、地域の共同的な連帯に基づく内生的な発展であり、市場経済のなかでイノベーションをそれなりに実現するものであり、スミス的な分業の発展のメリットをよく生かした体制と考えていいのではないか」
・・・このような意見を述べた人がいます。
「ネットワーク」すなわち「ある目標あるいは価値観を共有している主体を、既存の組織への所属とか個人の狭い生活空間などのさまざまな制約を越えて結びつけるような組織」において。
これは、「参加者の独立性と個性の尊重ということを他人との連帯や全体に対する貢献と結びつけることが重要です。
つまり相互の差異を認め合いながら連帯しなければならない」のです。