最近では、ビルの供給量が増えてきていると言われており、初めてビル相互の差別化がなされて、高付加価値性を売って競争していくという時代に入るだろうと思います。
本当のインテリジァ一ントビル化は、そういう意味ではこれからかもしれません。
次にインテリジェントビルに入居したテナントが、これをどう活用しているかを紹介しましょう。
まずワークステーションの利用状況を見てみますと、実際の利用形態は、それぞれ単独で使っているのが57パーセント。
事業所内のコンピュータと結んでネットワーク化されているケースは少ないのが現状です。
ただしワークステーションの導入状況は、4・7人に1台の割合で導入され、これは普通のビルよりは高いのです。
このワークステーションがネットワーク化されるとLANができるわけですが、既にLANを導入しているものは20%、計画中のものを含めても28%程度にすぎません。
このLANについて、ビルの中全体が結ばれると本当にインテリジェントビルと言えるわけですが、やはり自分のところの企業だけ、自分の事務所単独だけで構築するものが6割ぐらいで非常に多いのです。
インテリジェントビルと通称言われるのは、そこのビルの中に入っているテナントが自前の情報を装備しなくても、ビルが情報サービスを提供してくれるというのが特徴だといわれます。
しかし、大口のテナントは自前でこうしたネットワークなんかをつくってしまうという傾向が非常に高いのです。