LANでも6割がそうだということで、まだそういう共通のサービスをテナントが受けるという格好にいっていないということだろうと思います。
また、インテリジェントビルにするにはPBXが必要だとよく言われますが、このPBXの利用状況を見ても、事業所単独で利用しているのが6割ぐらい。
ビル全体で使うというところに至っていないのです。
外部のデータベースの利用などもまだちょっと情報化の熟度が低いということで、使ってくれる人もまだなかなかいないなという感じがしています。
次に専用回線の実情を述べましょう。
こうした専用回線を利用していろいろな企業とネットワークをすると、本当に情報化ということになりますが、この専用回線を利用している企業というのは、インテリジェントビルの中でも大体40%弱です。
そして通信の相手先は、自礼内では7割程度、関連企業で4割くらいで、他社とどんどんネットワークを組んでいくというところにまだ来ていない。
日本では情報化の程度がまだ初期段階であるわけです。
さらに経済企画庁や郵政省がやった調査をもとに、こういうネットワークがこれからどのように敷かれていって、ビル同士が回線でつながり、都市全体がいかに情報化されていくのかを企業の情報ネットワークの進展状況の点から見てみましょう。