交換部品化という全社会的傾向が、子どもたち・若者たちの世界にも見られるというだけのことでし。
仲間入りや仲間外れ、いじめという現象と一流校への合否という現象とが「学校」という同一空間において共存しうるのは、それらの存立構造の同質性によるものです。
では次に、「連帯」について。
「連帯」についてはパーソンズやデュルケームら社会学者たちによってさまざまな定義づけおよび理論展開が行なわれています。
しかし、ここでは社会学という学問の世界に内在することはしません。
社会学の世界では専門用語のまことに厳密な彫琢が行なわれているように見受けられるけれども、厳密さを追求するあまり、十重二十重の専門用語群の壁にさえぎられてかえって経験的現実が見えなくなってしまうこと、しばしばです。
いまはそうした専門用語群の壁の突破に費やしている時間はありません。
そういう厳密な作業は専門研究者に任せておけばよいでしょう。
ただし、いわゆる厳密さの追求が必ずしもそれに比例してより的確な現実把握に結びつくものではないことは、社会学にも当てはまる一般的真理です。